汚物扱いされたトラウマはすべての行動に深刻な影響を及ぼした。その核には、汚物扱いによる存在否定で刻まれた「自分は汚物」の前提を浄化しようとすれば自分で自分を存在否定することになる自己矛盾があり、まさに「呪い」として行動がすべてトラウマを再演する構造になっている。
この呪いは、「呪い」と認識することで自分の中の問題から目を逸らして外に原因を求める結果になりやすい点も含めて呪いである。したがってこれは呪いであって呪いではないことを認識する必要があるが、それを阻む生存戦略が確立している。
AC界隈ではよく「毒親の呪いを解く」といった響きのいい言葉が使われてきたため、ネットに生存戦略を移していた私はそれに大いに感化されることとなった。それは様々な問題を顕在化させてきた。アディクションから離れても楽にならなかった理由がここにある。
私はADHD/ASDを診断されている。また、LDの傾向があるとも言われている。しかし実態は発達障害の枠では収まりきらない実態を抱えていて、その特殊性により、一般的な発達障害と同様の特性を持ちながら原因がまったく違うところにある。
このため、対処の方法論が通常とは大きく異なる。この実態がわかるまでにいろいろな対策をしてきたが要領を得ないことが多く、決定打になるものがなかった。
一般発達障害との違いをざっくり箇条書きにする。
構造が把握できた現在も生きづらさを解消する決定打になる出口戦略がない。これは私のケースについて社会や福祉が想定外の事象であることが大きい。神経系に直接影響が及ぶ構造になってしまっているため、対策を打つと逆に悪化することのほうが多く、本末転倒な結果になりやすいのが実態である。